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大阪府20世紀美術コレクション「岩宮武二」展 開催のお知らせ
この度、大阪府立現代美術センターでは、所蔵作品より写真家、岩宮武二の展覧会を開催します。岩宮作品全734点より「佐渡」シリーズをおよそ50点と、シルクスクリーンなどの写真以外の作品をおよそ30点を展示室A・Bに分けて展示いたします。
■展示室A:岩宮武二 -佐渡を見つめる-
「島国の純朴な人たちに逢い、日本の暮らしの原点を探り実感しようとした」(岩宮武二)
1950年代、新潟県の離島である佐渡島に生きる人々の生活文化を、まっすぐと写し取った〈佐渡〉シリーズをご紹介します。
本シリーズは、岩宮が商業写真のかたわら、年に1度島を訪れ、8年にわたり撮影したものです。
1950年代は、日本は戦争の爪痕も薄れ、高度経済成長の始まった時期でもあります。生活が豊かになっていったこの時代に、岩宮にとって、日本海沿岸の佐渡島の姿は、故郷の、また日本の原風景を感じるものだったのかもしれません。
■展示室B:岩宮武二 —もうひとつの世界—
岩宮は写真というジャンルにこだわらず絵画、シルクスクリーン、書、水墨、コンピューターグラフィックス、陶板など、さまざまな技法・素材を用いた表現にも挑戦しています。写真家として常に「見つめる」視点で、世界を写してきた岩宮が、自らつくりあげたもうひとつの世界。
本展では、ひとつの手段にとどまることなく、様々な表現に挑戦し続けた岩宮武二の側面をご覧ください。
シルクスクリーン、アルフォト等の写真以外の作品、およそ30点。
■岩宮武二(1920-1989) 略歴
鳥取県米子市生まれ。写真館を経営する伯父の影響で写真を始める。1944年丹平写真倶楽部に入会。安井仲治、上田備山の指導を受ける。1941年兵役で旧満州へ。この頃、安井仲治の助言により俳句を始める。服員後、1946年より兵庫県三ノ宮にてDPE店を開業。1953年肺結核により療養。翌年、第2回フジ・フォトコンテストで入賞。写真界に本格デビューを果たす。1955年株式会社〈岩宮フォトス〉創立。1966年大阪芸術大学教授写真学科長に就任。1989年病により逝去。
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