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大阪府20世紀美術コレクション選inCASO
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 岡田修二 《テイク#15》 1999 油彩・キャンバス  「大阪トリエンナーレ2001」毎日放送賞

大阪府は、20世紀後半に生まれた美術作品を中心とした、約7,800点に及ぶ多様な美術作品を収蔵し、「大阪府20世紀美術コレクション」としています。
『大阪府20世紀美術コレクション選 IN CASO』は、大阪港にある海岸通ギャラリーCASOの全展示室に渡り、膨大なコレクションの中から厳選した作品約160点を展示することで、コレクションの全体像を概観いただくとともに、その特色をご紹介する展覧会です。
コレクションを大きく分類し、系統的に展示した本展は、大阪府所蔵の多様な美術作品をまとめて鑑賞していただける貴重な機会となるのではないでしょうか。

大阪府20世紀美術コレクション選 IN CASO

□会期 2008年9月9日[火]-9月21日[日]・会期中無休 ※この展覧会は終了しました。
□時間 11:00-19:00 (最終日は17:00まで)
□会場 海岸通ギャラリーCASO 全室 →交通案内
□入場 無料
□主催 大阪府立現代美術センター/海岸通ギャラリーCASO
  

関連トーク・イベント:

「大阪府20世紀美術コレクション講座」

 花博写真美術館から大阪トリエンナーレまで

□会期 2008年9月20日[土]
□時間 15:00-16:30()
□会場 海岸通ギャラリーCASO・2階ラウンジ
□入場 無料・申し込み不要
□講師 中塚宏行(大阪府立現代美術センター・主任研究員)
□内容

大阪府の所蔵する美術作品コレクションである「大阪府20世紀美術コレクション」について、構成や所蔵経緯など、その全貌についてお話しするとともに、現代版画作品の蒐集をはじめとする現代美術センターの取り組みや歴史を、戦後以降の関西の美術動向や作品解説を交えてお話しいたします。

・1990年~2001年まで開催していた「大阪トリエンナーレ」について。
・大阪府立現代美術センターの歴史と活動と版画コレクションの形成について。
・関西の戦後美術の動向と現代作家コレクションについて。
・花博写真美術館の理念と、「現代写真コレクション」の成立について。


「大阪府20世紀美術コレクション」は、大きく以下のように分類しています。 

1.大阪トリエンナーレコレクション」は、1990年から2001年まで大阪府が開催した大阪トリエンナーレ(国際現代造形コンクール)で受賞・入選した、世界各国の現代作家による絵画・版画・彫刻作品のコレクションです。

2.関西の現代作家コレクション」は、戦後日本の美術界で、関西を中心に活躍した現代作家による作品のコレクションです。

3.現代版画コレクション」は、大阪府立現代美術センターが、1974年の開館以来収集につとめてきた現代版画作品のコレクションです。

4.現代写真コレクション」は、1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」における「花博写真美術館」の展示作品による写真コレクションに、岩宮武二・田中幸太郎・津田洋甫らの作品を加えたコレクションです。

5.その他」は、サイエンスアート作品や、田中一光のポスター、陶磁器や書などからなるコレクションです。

この中から本展は、以下の内容をそれぞれ取り上げ、系統的に展示しています。

 1.大阪トリエンナーレコレクション
 2.関西の現代作家コレクション
 3.現代版画コレクション
 4.現代写真コレクション

■展示内容
大阪トリエンナーレコレクション:展示室A
ギルキー作品画像
Richard GILKEY
《8月の草原》
1990
大阪府は1990年から2001年まで毎年、絵画・版画・彫刻の各ジャンルごとに、「大阪トリエンナーレ」という名称の「国際現代造形コンクール」を開催し、その受賞作品を中心に収蔵してきました。
これらのコレクションの特色は、欧米が主導する現代美術の潮流にかたよらない、世界各国のさまざまな現代作家の作品が幅広く集められていることです。
本展では、その中から特に日本人作家による受賞・入選作品の大作を中心にするとともに、第1回展のグランプリ作家リチャード・ギルキーの絵画、第3回展のグランプリ作家ミルチャ・ロマンの彫刻作品などをあわせて展示します。

※「トリエンナーレ」とは3年に1回開催されるという意味を持つイタリア語で、国際美術展の代名詞にもなっています。


【出品作家】
出原司、山口啓介、浦田和義、岡田修二、山中章寛、リチャード・ギルキー、エリック・フロレス・ベルトラン、アンソニー・グリーン、リー・ウェイオン
>>展示風景
A室展示風景
A室展示風景

A室展示風景

関西の現代作家コレクション:展示室C・D
三尾公三作品画像
三尾公三
《フォーカス原画》

津高和一作品画像
津高和一
《向》
1987

大阪府では1990年から1999年にかけて、戦後日本の美術界のなかで、とりわけ関西を中心に活躍した現代美術作家である須田剋太・三尾公三・森口宏一・清水九兵衛・齋藤眞成・上前智祐の展覧会を、国立国際美術館や大阪府立現代美術センターで開催するとともに、その展示作品を収集してきました。
また、伊藤継郎・浅野竹二・金田辰弘・井原康雄・野村耕・木村嘉子らの作品は、作家本人や遺族のご好意により寄贈を受け収集してきました。
本展では、それぞれ数点ずつではありますが、その全体像をご覧いただけます。


【出品作家】
伊藤継郎、浅野竹二、須田剋太、津高和一、金田辰弘、三尾公三、清水九兵衛、齋藤眞成、上前智祐、嶋本昭三、野村耕、森口宏一、井原康雄、金光松美
>>展示風景
C室展示風景
C室展示風景

C室展示風景

現代版画コレクション:展示室B・Y
吉原英雄作品画像
吉原英雄
《彼女は空に》
1968

田中栄子作品画像
田中栄子
《森へつづく》
1999

1974年に大阪府民ギャラリーとして出発し、1980年に現在の名前に改められた大阪府立現代美術センターでは、開館以来、現代版画コンクールの開催や、現代版画の収集をひとつの方針として様々な活動をしてきました。
「現代版画コレクション」は、こうした活動によって収集されたもので、おもに浅野竹二・前田藤四郎・川西英・泉茂・吉原英雄・粟津潔・池田満寿夫・横尾忠則・宇佐美圭司らの作品により構成されています。
本展では、とりわけ関西を中心に活躍した作家の作品を中心に展示するとともに、Y室では現代版画コンクール展の受賞作品をあわせて展示しています。


【出品作家】
井田照一、黒崎彰、木村秀樹、木村光佑、吉原英雄、泉茂、前田藤四郎、川西英、田中栄子、一圓達夫、中尾さやか、持田総章、百瀬寿、山崎直秀、迫畑和生、藤井哲
>>展示風景
B室展示風景
B室展示風景

B室展示風景

現代写真コレクション:展示室X
今井高嶺作品画像
今井高嶺
《果実譜》

岩宮武二作品画像
岩宮武二
ボロブドゥール《東正面の斜め全景》

1990

1990年に大阪・鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会」(花博)における「花博写真美術館」で、「花と緑と自然」「EARTHSCAPE/美しい地球」をテーマに日本と海外のすぐれた写真作品による展覧会が行われました。
「現代写真コレクション」は、このときの展示作品が寄贈された「花博写真美術館コレクション」と、大阪を拠点に戦後の写真界で活躍した、岩宮武二・田中幸太郎・津田洋甫らの写真コレクションにより構成されています。
本展では、これらの全体像をご覧いただくとともに、岩宮武二のボロブドゥールのシリーズをまとめて展示します。


【出品作家】
アンセル・アダムス、エドワード・ウェストン、イモジェン・カニンガム、アンリ・カルティエ・ブレッソン、ハリー・キャラハン、アルフレッド・スティーグリッツ、入江泰吉、前田真三、林忠彦、葛西宗誠、木下陽一、岩宮武二、津田洋甫、田中幸太郎
>>展示風景
X室展示風景
X室展示風景

X室展示風景
■交通案内
会場地図  海岸通ギャラリーCASO
〒552-0022 大阪市港区海岸通2-7-23
【電車】地下鉄中央線「大阪港」駅6番出口より徒歩5分
【車】阪神高速大阪港線湾岸線 天保山出口すぐ

海岸通ギャラリーCASOホームページ

■問い合わせ
大阪府立現代美術センター
〒540-0008 大阪市中央区大手前 3-1-43 大阪府新別館
TEL (06)4790-8520
FAX (06)4790-8522
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